カテゴリ: ペン裏面

いつものラージ練習です。

サブラケットのラバーを変え試打…ラバーが劣化しているのもあり、やはり硬めのスピード系にしたいと思いますね。

メインラケットに戻しましたが…やはりメインラケットがベストという感覚でした。

違う感覚のラケットを使用して裏面の感覚が良く進化しています。グリップもだいぶ浅くなっています。
卓球を再開した時はグリップを深く握らないといけない感じでしたし、その握りで裏面も始めましたがかれこれ6年目…。

その間、動画などでも色々と研究してきました。

結果…イメージ的には「チウ・ダン」選手の裏面が最も近いかと思います。

チウ・ダン選手がメジャーになるまで思い当たる選手の裏面を参考にできるかと研究してきましたが、ちょっと…個性的過ぎるというか…参考になりにくいと思われますね。

ラージなのも好影響だったところがミートっぽい感覚が結果的に理想の弾道でした。
これまでは回転をかける意識が必要かと思っていましたがそうでもなかった…裏面のスイングが自然とドライブ軌道なので意識としてはミートでバランスがとれる感じですね。

最初は腕も伸ばせず打っていましたが打点も身体から離れてもできるようになってきて、これもラージの好影響…硬式の前陣にこだわっていてはできるようにならなかったと思いますね。

ペン裏面で苦労している方は台からの距離を普段より離れて練習してみてはいかがでしょうか?
前陣では表面のショート等の技術のほうが安定します。


ペン裏面の経験の無いコーチ、指導者が子供達に基本的なペン技術にプラスアルファとして裏面を考えている場合を聞くことがありましたが大抵、子供達はそのようにはなりません。

私自身そのように最初は考えていたように思いますが…。
裏面が定着してきて感じているのはフットワークが完全に違ってくるということです。
チキータと同じようにフォア方向へ移動し裏面。
バック方向へ移動して裏面。
という少なくとも2つのフットワークを組み込むだけで片面ペンとは全く異なる動きになり、同コース練習で裏面がある程度できるようになっても裏面用フットワークを練習していると話は聞いたことがありません。
すると動かずに打てる場合で裏面という非常に限られた場合のみになってしまいます。

バック方向への遅れてしまったボールに対して裏面カット、裏面ロビングできるだけでもだいぶ違いはしますが…これも練習までしている例はほとんど無いと思われますからね。

たまに練習しています裏面カット(笑)。


まずは日本生命レッドエルフのリジャイ選手の記事をシェアさせて頂きます。

https://share.smartnews.com/nL9z

石川佳純選手からのストレート勝利はインパクトがありましたがほとんど知られていない選手でした。
記事のネタバレになってしまいますので控えめにしますが、志にリスペクト。


ラージ練習休みを受けての二週間目…。
台風が過ぎ、気温が下がり卓球しやすくなりましたね。

娘は土日試合で練習は勿論できません。
団体戦のダブルスでフル出場、総当たりのリーグ戦でしたので疲労困憊。かろうじて団体優勝してきました。
飛び抜けた子はいないのですが、他所のチームは飛び抜けた子がいても他の取りこぼし、接戦が多い展開だったそうです。
(入場制限は解除になりませんでした。)
ダブルスが全勝したのは頑張りましたね。
ダブルスのパートナーやシングルスの3名もスポ少のときに指導していた子たちですので嬉しいですね。
良い成功体験になったのではないかと思います。
ここ一年くらいは学校に出入りしにくい状況(コロナ&仕事時間、休日が合わない。)で娘と個人練習にいっしょに行くときしか見れてもいませんでした。

…で、私のほうは別のラージグループと掛け持ちしているメンバーの方から以前、別のグループへのお誘いを受けていたことを思い出して…連絡もせずにその時間、その場所へ…。

飛び入りでしたがが練習に参加させてもらえることになりました。10人くらいで上手い方も…そうでもない方も…。
いつものサークルから私を含め3名。
それ以外の方々は初手合わせで新鮮な気持ちになれました。

ラージにおける自分の長短に気づけた面も。
中ペングリップの削りで気づきがあり、ちょっとその部分を整えたところ違和感がなくなりました。

メンバーが変わっても、我ながら強打はかなりスピードがありますね(笑)…ラケットに依存している部分が強いですが…。
ペンドラ強者の方がいたのですが、強打スピードはほぼ互角でした。ペンドラの方はアレグロと日ペン単板のベストショット。
こちらはアコースティックカーボンで直線弾道ですが、強打の手数や苦しい体勢からでも手打ちで伊藤美誠ちゃんばりの強打が出せます。
伊藤美誠ちゃんの過去の良い試合を見ると、良い時は手打ち気味なんですよね…手首で打っているように見えるのですが…。
ちょっとその辺りも意識しつつ臨みました。

ラケットは答えが出せません…。スティガのPAC(ペンエース、細いペン)グリップを考えていましたが、ブレードサイズも小さくなるのと全てのラケットにPACがある訳ではありません。
また高価格…。
ロイヤルプリンスを試してから改めて決めたいと考えています。


ペン裏面も私だけ…ドライブや強打は勿論ですが、裏面カットがかなり効きますね。ダブルスで苦しまぎれで始めましたが返球されることがほぼありません。
今後はシュシン選手のようなロングの橫回転カット?のようなボールも挑戦してみようと思います。

課題はロングラリーからの前に移動してのバックツッツキ…。
つい前に移動で脚や体勢が不十分で引っ掛けてしまいます。
思いかえすといつもの練習でも…。
裏面ツッツキのほうが良いのかもしれません。
前後のフットワーク強化は週一の練習と週五の立ち仕事とは相容れないですね…。


ところでいつものラージサークルの練習が体育館都合で休みとなっていましたが、急遽キャンセルになり練習したとの話…。
連絡網が徹底せず連絡に不備があったようで、私には連絡がきていませんでした。
来週から通常練習に戻ります。





お盆の繁忙期と体育館休みの為、二週間空けての定例ラージです。

コロナ感染者や濃厚接触者が市内人口の1割を越えていると思われる状況で、医療従事者からは事実上の医療崩壊との噂も…。

国や県が動かないので市でも注意喚起のみ。

ラージに行くと参加者は少ないです。
内容的にもそれなりにできる状態でした。

ラージ練習休みの間に娘や娘の友達と硬式の練習相手を2回ほど…完全に感覚はラージボールにセッティングされていました(笑)。
硬式でも…つい、押し込んでしまいオーバーミス。
または弧線の感覚が硬式とラージでは違い、さすがにラージ用具で硬式は難しくなっていました。
ちょっとオープン戦出場できないくらいの感覚でしたね…。

ラージ感覚に自信が持てるようになっていましたが、その分硬式感覚に自信を失う感じですね。

用具がどうこうより、ボールの感覚ですのでラージと硬式の感覚すり合わせも限界かと思われます。


今月号の「卓球王国」に「松下大星」選手の連載が始まりました。
勿論、ペン裏面の(笑)。

やはり裏面のグリップは浅く、中指、薬指は腹でラバーを押さえる形です。松下選手は日ペンですが、中ペンでも同じグリップを見かける場合が多いですね。
特に裏面ネイティブ世代はほぼ中指、薬指の腹で押さえています。
世代間の違いですか…後付けの裏面ですと中指、薬指が腹で押さえるグリップにはできない感じですし、グリップがそもそも深めだったりと真似るにはギャップが大きいです。

私も裏面無し世代で後付けで裏面をはじめましたが、グリップは鷲掴みで深め…グリップの裏面を削り薄くすると「裏面打法」はしやすくなります。
薄く削ればどんどん裏面はやりやすくはなりますが…深めのグリップによるフォアに影響がありますね…グリップが浅めになったり、ゆるみがち…。
自分なりにグリップの浅い感じだったり、フォアへの影響を許容できる範囲でやるしかありませんね。
日ペンでも中ペンでもこの辺りは共通かと思われますね。

結局…グリップ裏面のコルクを外した日ペンですと最も薄くなりますが、深めグリップでは裏面打法はやりにくく…ある程度浅めグリップにできればグリップ裏面を薄くしきれない中ペンでも同じ感覚です。

先端重心、根元重心の説だけでは充分とは思えず、浅め深めのグリップ説として従来の裏面打法習得にプラスして考えてみていただければと思います。


ラージ練習にて…裏面使いが私一人の為、練習試合をすると極端な結果になりがちです。
裏面に対応されず圧勝が多いのですが…対応される場合もあります…惨敗です。

最もあるのが下がってロビング、フィッシュ系で対応される場合…。

ラージの打ち抜きにくさもあり、かなり粘られてしまいます。

片面ペンでロングに粘ってくる相手に両面で打ち抜きにいき続け、こちらがバテてしまいます。カットマン相手に近い印象かもしれません…。

カットマンと練習、対戦経験はあまりありません。

ラージですと硬式より時間の余裕があり、ほとんどバックサイドは裏面です。基本的に回り込みはせず裏面を使います。

サーブからの3球目攻撃のパターンなど皆さんお持ちかと思いますし、私もそれなりに持っていますし、戦術も考えてやってきましたが…ラージにて裏面割合がかなり増えたことにより、戦術的バランスの崩れ…裏面を基本戦術に組み込んだラージ戦術ができていないと気付きました…。


「卓球戦術ノート」「続卓球戦術ノート」が大掃除で出てきましたので(笑)…改めて開いてみましたが、ペン裏面の戦術はありませんでした。

裏面の割合が多いので参考にできそうな選手は「ワンハオ」のみ…。

世の中に、「ペン裏面の戦術」というものはあるのでしょうか?


ちょっと様々な媒体の卓球について読んで視聴してきましたが、あったのか、どうか?記憶に無いですね…。

プラス…ラージ戦術も自分の中で確立されておらず、自分の中で考える必要を感じています。

GWは練習、大会が全面中止…。

予想はしていましたが、決定・連絡が遅いです。

全国的に何もできなそうなGWになりそうですね。


ところで…卓球王国のサイトに何年か前の

「ペンホルダーは死なず」

の記事がアーカイブとしてアップされています。


第一回はレジェンド「河野満」氏。

ペンホルダーの魂の叫びと言える寄稿です。
数年前の記事ですが現在でも全く色褪せることはありません。


私もペンホルダーが何故ここまで減少してしまったのか理解に苦しみます。

シェイクで卓球を始めるということは、ビジネス的な考え方で言う「レッドオーシャン」
へ参入することになり過酷な競争が待っています。


「ブルーオーシャン」にあたるペンホルダーにはまだまだ掘り起こされていない可能性が残っています。


私の勝手な推測では…

当時の卓球指導者は「ペン裏面打法」が世界に認知された時代に「裏面打法」を導入できなかったのではないか…と思っています。

自分でもできるようにならなかったので、教えることもできません。
そのような、かつてはペンホルダーで現在はシェイクの卓球指導者が全国にいると思われます。

というのも…

私自身、中学時代に一枚ラバーで「裏面打法」に挑戦していたのですが完全に邪道扱い…バックハンド自体うまくても否定されるような…オールフォア信仰の時代でした。


「裏面打法」もバックバンド感覚に依りますので、バックバンドの感覚を培ってこなかった指導者が習得可能とは思えません。


私の周りには私より年上の指導者が圧倒的に多いですが「裏面打法」を使える指導者は見たことがありません。



私は30年ぶりの卓球で独学で習得。

子供達のほうが自然にできるようになります。


日本卓球界は歴史を遡れば遡るほど保守的です。

新しいことを拒み、オールフォアを信仰…。

育成を見直し現在の状況になるまでかなりの時間を費やしました。


その間に失われたペンホルダー…。

「ペン裏面」を標準装備として考えると、
ペンホルダーの可能性はまだまだ掘り起こされていないと思われます。

河野満氏の「裏面粒高」もそのひとつ…。

私は「中ペン表表」にその可能性を見出だしていますが、「ペン裏面粒高」にも可能性を感じています。


遠くない未来に「ペン裏面表」「ペン裏面粒」などという戦型が定着しているのではないか…と予感しています。







  

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